超微細銅めっきパターン開発TEG ~福岡大学共同開発~

福岡大学共同開発 SIPOS-TEG SI0601/SI0602

2.1D/2.5D実装用インターポーザの微細配線形成プロセス評価を目的とするTEG
評価TEGと基本製造条件を使って試作可能です。
お客様のニーズに合わせた条件・プロセスをご提案致します。

【TEGパターン詳細】

  • TEG基本仕様
  • ・品名:SIPOS-TEG SI0601
    ・チップサイズ:10.0mm×10.0mm
    ・Pad数:168pad
    ・Padサイズ:160μm角(メタル層)
    ・Pad開口サイズ:150μm角(Pro開口)
    ・Padピッチ:200μm(GSG測定Pad)
    ・評価パターン
    ①クシ歯パターン(絶縁抵抗測定)
    ②伝送特性測定パターン1
      (コプレーナーライン)
    ③伝送特性測定パターン2
      (マイクロストリップライン)
    ④L/S確認パターン
    ⑤ドットパターン(円形、四角形)

 

 

 

キープロセス

・SI0601配線はセミアディティブプロセスで形成
・めっき用レジストパターンは液レジストとステッパーにて形成
・コア材ベースの場合はウエハに貼り合わせて製造
・下地材料の平坦性がめっき用レジストパターン形成に大きく影響
・シードメタル形成方法
   SiO2 または Liquidが下地の場合・・・ドライプロセス(蒸着 or スパッタ―)のTi/Cu
   ビルドアップ材が下地の場合・・・ドライプロセス or ウエットプロセス(無電解銅めっき)
・従来のデスミアと無電解銅めっきでは配線間のCu残渣が多発
・可能な限り低粗度な下地に極薄無電解銅めっき膜を形成することが重要

【ドライプロセスを用いた試作例】 

 

【ウエットプロセスを用いた評価事例】

(3) Cu配線のシード層に異種金属を形成
  異種金属にてシード層形成することにより
   シードエッチング時の銅配線幅減少を解消


 

2.1D/2.5D実装用インターポーザのための超微細配線の絶縁信頼性評価

 【評価装置】

 

 【評価サンプルと試験条件】


 【評価結果】